食べ物はうらめしい。 ～その５～

頭の中を佐世保バーガーが飛び交う。
そうだろう夢にまで見たのだから。
しかしさっきの返事は正反対。
自ら否定してしまった。

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そんなことを考えていると、１２分で病院に着いた。
これくらい近いのだ。
これで傘を差さずにしっかり歩いたらどのくらいで着くのか？
それは今度やってみよう。
「それよりも問題は昼飯だ」
そんなことばかりでの病院の診察は、やたら待ち時間に食い物が目に付く。

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病院食堂のメニューがを見たら、現物を想像している。
子供の食べているおやつが気になる。
まるで子供である。

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検査がないので現れないが、もしあったらどこか数値に以上が出ていただろう。