
それならばと言うことで、そこから先に歩きだす。
まずはバスで移動と思うがバス停で時刻表を見ると30分に1本くらいしかない。
あまり利用が無いのだろう。
◇ ◇ ◇
その日も客は少ないと思った。
しかしハングル語をしゃべる団体さんが後ろから追いついてきた時は賑やかだった。
それぞれがしゃべっている。
イメージとして「大阪のおばちゃんの集団」と言ったところか。
ゆっくり歩いている私たち夫婦の会話が全く聞き取れない。
真後ろに居るわけではないので声がでかいのと、それぞれが口々にしゃべっているのだ。
だれも人の話を聞いていない感じだった。
ここは大阪のおばちゃんとは違うところであった。
やはりノリとツッコミが成り立っているので、人の話はきいているのである。
しゃべっている方もツッコミやすいように配慮してボケる。
そんな息があった感じが無い。
それぞれが思い通りという感じ。
○ ○ ○
思わず私たちは横にどけて店に入った。
やり過ごそうという意図である。
その喧騒が去った後には静けさが戻った。
☆ ☆ ☆
また、ゆっくりと会話をしながらのそぞろ歩きである。
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