
学園の55周年から話がずれてしまうが、この体重増については忘れられないことがある。
◇ ◇ ◇
大学の同級生だった仲間の結婚式に呼ばれて行ったことがある。
それは確か留年前の学年の同級生の結婚式だ。
私には自慢ではないが、留年後の同級生もいて、友達は人の2倍以上居ると思っている。
○ ○ ○
さて、その結婚式でのこと。
受付を済ませて名前の入った座席に着いた。
新郎新婦が入場して、式が始まる。
食事もし始めた。
私のテーブルには他に8名の同級生が。
ところが、誰も私に話しかけてこない。
「こいつらなんだよ!」と怒りもあって、「おい!」と声を掛けると、「はい何ですか?」と他人行儀。
「どうしたんだよ!」と言うと、困惑顔をするので「矢野だよ!」と言うと、「ええ!!やっぱり矢野なんや!お席表にはそう書いてあったけど、違う人が座っているなぁと思って、よう声をかけられへんかったんや。」
「矢野!元気か?」だって。
どんな私が変わっても普通分かるやろと思っているのは自分ばかりで、周囲にとっては30キロも違うと、面影がなかったらしい。
☆ ☆ ☆
その後は打ち解けて、昔話に花が咲いたが、私の中にはずっとショックが消えなかった。
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