
身内の不幸で福岡に居る間に電話が入る。
車検の工場からである。
◇ ◇ ◇
公用車の書類の印鑑はもらえたか?
私用車の自賠責の書類は見つかったか?
とても今はそんな気分ではないのだが、相手にはこちらの事情は見えない。
公用車については、きっと平戸の方に書類が返送されていると思うが、帰らないと確認できないし届けられない。
私用車については書類は既に見つかった。しかし帰らないと持っていけない。
そう答えると、相手はこの日までに提出いただかないと、車検切れになりますと日にちを指定して来た。
かなり事務的。
「はい、分かりました!」と返事をする。
○ ○ ○
しばらくして葬儀も終わり、やっと平戸へ帰る。
本庁から書類が届いていた。
それに自分の自賠責の書類を加えて工場へ持参する。
事務員さんもほっとしたようだ。
明日の3時には新たな車検証が出来上がっていますので、取りに来て下さいと言われる。
次の日には2台とも車検証がそろった。
☆ ☆ ☆
見たこともない車検の仕方の見学から始まった一連の不備。
これでやっと解決。
人心地がつけた。
しかし、きちんとしたい気持ちは良い方に向けば仕事ができるが、悪い方に向けば焦りと気分の悪さにつながる。
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