ショック！！ ～その１０～

しかしスーちゃんの乳癌は自分にとって距離がないと思えた。

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乳癌と舌癌
う～ん、これがなんだかわからないが、癌つながりで縁がある。
２０年も闘病生活と聞く。
「おれもそんな風になるのか？」と不安にもなった。
だから今の好調は信用できない。
症状にも慣れてきた。
唾液が出ずに口の中やのどがパサパサになるのは当たり前になってきた。

「夜寝て、朝起きると舌が口の中の皮膚から離れないかもしれない」という不安は抱かなくなった。
たとえくっついていても何とかはがれるものである。
そんな妙な自信もついた。

しかしこの「２０年以上闘病生活」と言うのは応えた。

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自分自身にもう一度黄色信号が灯っていることを再確認した。