連休の時に遊びに来てくれた友人から電話が掛かってきた。
「買って帰って酒が旨い。さらに差し上げた人からも好評で、あの酒蔵は儲け度外視で作っているから、こだわりがあって旨いと知っている人もいて嬉しかっ た。また欲しくなったら今度は電話するから買って送ってくれ」とのこと。
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奴は私が平戸に転勤になったことを聞いた途端に電話を掛けてきて「かみさんの実家が側にあるから遊びに行くよ」とのこと。
その約束?を守って今回来たのだ。
何気なく支所の駐車場に車を置いて歩いて昼食を食べに言っての帰り道、酒蔵があった。
あったというか、ここは支所から銀行や郵便局への通り道なのであるのは知っていたが、開いていることがなかったのだ。
そこは連休のこと、開けていて内部を公開していたのだ。
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それにうまく呼び込まれたというか、引き込まれたというか、入ってみるとぐい飲みが置いてあって、店の人が「どうぞ、召し上がって下さい」と声を掛ける。
「じゃ、それなら」ということで男二人が飲み始めると店員さんは勢いづいて、「次はこれを。そしてその次はこれを。」とどんどんただ酒を飲んだ。
これは効く。
それでも確かに旨いので買って帰ろうということになり、5000円分くらい買った。
友人夫婦はそれより一桁多く買っていた。
店員のただ酒作戦が的中である。
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衝動買いということになるのだろうが、これも客と店員の呼吸の問題で、面白い神業と理解した。
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