2010年5月22日土曜日

食べ物はうらめしい。 ~その9 最終章~

20100522


食事をいただき、その教会が親教会から預かってくれていた書類などを受け取って支所へ帰った。
しばらくして私がもう一つ担当している崎戸支所の会員さんから電話があった。

     ◇    ◇    ◇

その内容は、自分には兄が二人いて、一人は崎戸支所所属で私がお世話をして会費を納めている。
もう一人は佐世保教会所属で兄嫁が熱心に信仰している。
そちらの兄が今朝亡くなったというものだった。
そこで念のために聞いてみた。
「もしかしてそのお宅は高台にあって、坂がとても急ではないですか?」
すると「先生良く知っておられますね。その通りです。私でも上るのは大変です。」
とのこと。

     ○    ○    ○

そこで今朝の話とつながった。
昼ご飯の時に話題になったのは、この崎戸支所の方のお兄さんなのだと。
それでご本人は感謝祭に出られないかもしれないということで、解説を受けに電話をされたのだった。

     △    △    △

私は「今は兄嫁さんが大変な時ですから、そちらのお世話をしっかりやってください。感謝式典のおしえおや祓いの神事の時には、しっかり思い浮かべて黙祷を 捧げて下さい。」
ご本人は喜んで、「そうします」との返事だった。
後日、その報告もいただいた。
兄嫁さんが喜ばれたそうだ。

しかし、私がどうしても自分の癖にとらわれて、佐世保の奥さんからの食事のお誘いを断っていたら、事前にはその話は聞けていなった・
神様は私にそのことを聞かせるために、昼食の誘いを掛けてくださったと、その時気付いた。

     ☆    ☆    ☆

いつも神と共にある生活ができていると、目の前の神業が変化することに、心弾んで乗っていけることになるのである。

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