ちょっと気分を変えて ～ その１ ～

８月８日は私の誕生日であった。
今まで「５３才です」と言っていたものが５４才と言わなくてならなくなった。
だからどうだということもないのだが・・・。

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６０才の大台に乗ったなどというような記念すべき節目でもない。
しかし何となく年を多くいうことには抵抗がある。
この感性も年なのかな。
少しでも若く言いたい気持ちに駆られる。
格好の付けすぎか。

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会員さんの中で一人気付いておられた方がいた。
ちょうど運営会議があったのだが、それに来られてすぐに「先生、お誕生日ですね。おめでとうございます」と言われて、ビールをいただいた。
飲み助なのが浸透しているらしい。
「どうしてご存知だったんですか？」と尋ねても「そりゃ、まぁ」とうまく言葉を濁される。

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アンテナを張っておられる方はいるもんだ。
教師がうかうかしていたら、そんな方からの要望に応えられないと身が引き締まった。