やっと本場に来た気がしてきた ～ その１４ ～

浮きを付けない、当たり釣りである。
重りの下に餌を付けた針を付けて海底まで沈める。
重りが底についた感触があったら、数１０センチ引き上げて、餌が海底に着かない程度にする。
目指すあらかぶはほぼ海底にいるのだ。

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餌を入れてセットしたら当たりがすぐに来た！
竿先がコンコンと揺れる。
小さな当たりだ。
ここは我慢。
たまにちょっと大きな当たりが来るが、ぐっと引き込まれるようなものはない。
そうしているうちに大人しくなった。
全く当たりがなくなった。
案の定餌がない。
小さな当たりだけなので、小魚につつかれているようだ。
すぐに餌を付け替えて投入。

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また同じような当たりが来る。

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ここが辛抱のしどころ。
小さい魚は釣ったとしてもリリースするからだ。