2010年9月3日金曜日

信仰の継承

20100903


教徒神霊を返却に来られた。
ご本人は昨年11月に既に亡くなっておられた。
これは教会側も知っていたが、拝受していた教徒神霊はそのままだったらしい。
タイミングとは面白いもので、1月に着任した私になってから返しに来られたのも神業だろう。

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感じの良い方で、息子さんらしい。
一生懸命しゃべって、間に会員さんが入って、しかもなかなか伝わらない。
「この人はしゃべるのが苦手ですから」とのこと。
書類を書いてもらおうかと思ったが、それも大変そうなので、そのまま受け取って後の事務はこちらでさせていただくことにした。

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教徒神霊を拝受するということは本当の信仰をする人だったに違いない。
そこまで信仰に導いた人の誠があるのだろう。
しかしそこから子孫に信仰を伝えることは更に力がいることで、そこまではできていなかったようだ。

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他人事ではない。
自分自身が会員さんのお世話を行き届かせないと、信仰の流れの止まる家が出てくるに違いない。

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