
崎戸支所の元旦祭の準備が終わって、平戸の念願書の完成に取り掛かろうとした時に困難が生じた。
◇ ◇ ◇
お渡しする念願書の教会名の個所にハンコを押すことになっているのだが、それが乾かずにいつまで経っても手で触ると滲むのだ。
今から油性のスタンプ台を買いに行くところもない。
これは崎戸にないということもあるが、この大晦日の夜にはどこも開いていないのだ。
それでもできることをしようと、めげる気持ちを奮い立たせて作ってきた名前のシールを張っていた。
そこでふと頭にひらめいたのが、教会名が乾かないなら、乾かないままその上からセロテープを貼ってしまえば、手でこすることもないということだった。
これをやってみると案外いける。
手間はかかるが、今できることの中では最善であろうと思われた。
20冊近くある念願書を全てやり終わったら11時前だった。
しかしながら先ほどの眠気は吹っ飛んで爽快感を味わっていた。
これはあきらめずに、祈り心で出来ることをやっていると必要なことは授かるという体験だった。
○ ○ ○
色々なことのあった一年であった。
転勤という大きな出来事もあった。
しかしこの大晦日の日に、神様を感じられたことが一年間の有終の美を飾れた気がした。
☆ ☆ ☆
神様に感謝しながら休めると確信した。
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