ＰＬ学園５５周年に参加して ～その１４～

会場に入るところでいきなり担任に会う。
なんら前振りもなくあっさり会ったことに、嬉しいやら、雰囲気台無しやら。

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しかし考えてみると、本庁勤務の時には二日に一回は会っていた。
ひどい時は一日数回会ったものだ。
それくらい出身校と仕事場が同じであると、奇妙なのだ。

おれを言いだすと嫁さんから「あなたの環境は異常」と言われる。
それは「小学校から高校までの同級生が同じ会社？の中に何人もいるなんて普通じゃあり得ない」というわけだ。
嫁さんの周りを見てもそんな例は一つもないそうだ。

確かに大学の友達にもここ平戸に来るまではずっと会ってきたが、そんな話は聞いたことがない。
同じ大学の出身者が同じ会社にいることはあってもだ。

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それを考えると、同窓会も他の高校のものに比べて、そんなに新鮮ではないのかもしれない。
しかし、教団に属していない同窓生と会えず唯一の機会だと思えば、その評価は違ってくる。
この先にきっとワクワクするようなメンバーが待っているに違いない。
そんな期待をしながら、奥へ入って行った。