2010年5月11日火曜日

田平まつり  ~その7~

20100511


さて、肉の事を恨みがましく書いたが、概ね楽しいまつりであった。
支所の庭に植える花も買ってから帰った。
帰りは駐車場までの道が分かっているので比較的気持ちの軽く、暖かい日差しを浴びて気持ちよく帰った。

     ◇    ◇    ◇

帰る途中、前から気になっていた所に寄った。
それは昔嫁さんの父が、とても元気で、この平戸まで教会の人たちを連れて遊びに来た時の写真に写っていた喫茶店であった。
誤解があっては困るので敢えて確認しておくが、嫁さんの父親は健在である。
ただ、みんなを連れて平戸まで遊びに来るほどの元気は無くなったという意味である。

     ○    ○    ○

「確かここだよね」ということで車を停めて写真を確認すると確かにこの店の前でのスナップである。
うきうきする気持ちで中に入ると、昔風の純喫茶。
煉瓦を素材にしてクラッシックがかかっていて、少し薄暗い。
独身時代に嫁さんとデートで行ったようなタイムスリップしたような空間だった。

壁には油絵が飾ってあり、店の誰かが描いたような素人画であった。
そして何よりも目を引いたのが、ケースに収められたクラッシックカメラ達であった。
温度調整でもしてあるのかと思われるくらい、厳重にそして自慢げに飾ってあった。

これもどこかで見たことがある。
そう、嫁さんの実家にもこのクラッシックカメラの収納ケースがあったのである。
同様に所狭しとカメラが並んでいた。

     ☆    ☆    ☆

こんなところで福岡に住む岳父にあったような気持ちになった。

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