ちょっと体力の限界？ ～その８～

生月島までの道は長く感じられた。
余程平戸島の中央部に行くよりも近いはずなのだが、時間を気にするためにそう感じたのだ。

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車の中では嫁さんにどうして着いてきてもらったかを話す。
前にこのお宅を訪問した時に両親から
「息子が居る時に来て下さって、一緒に飲んでくださればありがたい」と言われたことがあったのだ。
果たして今日がその展開になるかどうかは分からない。
しかし一応その覚悟もして行かねばならぬと思ったから、同乗してもらったと説明した。

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時間は５時半を回っていた。
やっと家の前に到着。
平戸に住んでいる娘さんの車もある。
一緒に来ていて、先に帰ると両親から聞いていたが、まだ居るようだ。

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さて、息子さんの方は居るのか？
目的は果たせるのか？