2010年6月28日月曜日
こんなものまで? ~ その5 最終章 ~
表題になかなか話が行かないのが私のブログの特徴なのかも知れないが、今回でやっとその話にたどり着く。
◇ ◇ ◇
草刈りなんぞをしていると、思わぬ生き物に出会う。
むかでやみみず、漢字で書くと結構グロなのでひらがなにした。
もちろんひらくちも。
これは本州ではまむしと呼んでいるもので、長崎では(平戸では)ひらくちと呼ぶのである。
○ ○ ○
会員さんの話では草刈りとしているとよく出てくるらしいが、私は未だ出会っていない。
別に会いたい訳でもない。
しかしその代り、当たり前と言えば当たり前のものにであった。
嫁さんが草刈りの最中に呼ぶのでそちらに行くと、鉢植えの横で何やらごそごそしている。
人目見て「かぶとむしのメス」と分かった。
嫁さんにしてみれば、角の生えたオスならすぐわかるが、メスは他の虫にも似ているので慎重になったのだろう。
「大丈夫だよ」と取り上げて腕を這わせてみると、「これ飼いましょう」と言い出す。
「おいおい、自然界の方が幸せだよ」と言うが、どうも本気らしい。
自分で箱をみつけて来て、蓋の代わりにラップをかぶせた。
餌はキュウリになった。
「どうもキュウリは様子が変だぞ。酔っぱらっているみたいだ」と言うと
次の日にはすっかり柔らかいところを平らげていた。
そうは言っても私の忠告を聞いてくれたらしい。
翌日には「これやっぱり放そう」と草むらに帰してあげた。
☆ ☆ ☆
こんなものまで来るのかと、つくづく田舎暮らしを実感させられたことであった。
(写真を取り損なったのが悔やまれる!!!)
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