団長さんに促されて慌てて下船した。
◇ ◇ ◇
桟橋では見慣れた車が待っていた。
早速乗り込もうとすると、「先生、うちのはこっちです!」と声を掛けられる。
よく見ると運転席には見知らぬオジサンが乗っていて、笑っていた。
○ ○ ○
「そうだ、いつも見ているお嫁さんの車は平戸に置いてある方の車だ。島用はまた違う車なのだ」と乗ってから気付いた。
島の人は島の中で車がいる。
しかし平戸に来ても車がいる。
ここから佐世保にでも福岡にでも車で行くのである。
しかしフェリーは運賃が高い。
だから平戸に車をもう一台買って置いておくのである。
そして家族、兄弟、親族で使い回すのである。
☆ ☆ ☆
都会で言う「カーシェアリング」がここでは既に行われているのである。
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