2010年12月3日金曜日

少しずつ ~その5最終章~


 
話を聞き込んで行かないと感動が伝わらない。
本人でするそこが感動の中心であることに気付かないものだ。

     ◇    ◇    ◇

自分自身は九死に一生を得たことを未だに実感していない。
もし家に居る時に具合が悪くなったらどうだっただろうか?
ご本人は「救急車を呼んで行く」と言われたが、話はそんなに簡単ではない。

果たして救急車を呼び力が残っているのか?
救急車が来るまでどうしていたか?
応急処置はどうなっていたか?

     ○    ○    ○

色々なことが考えられる。
そんな中、今回のことはまさに九死に一生である。
おかげと言うべきいい例である。
しかしそこに感謝が生まれないと、次の行動が変わってくる。
自分一人の力で生きていけると思うのか、神に守られて暮らしていることに気付くのかである。

     ☆    ☆    ☆

神の力を知る時に、自分自身の力の無力さを思い知らされる。
そしてそこから自分自身の歩む道を改める意欲が湧いてくるのである。

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