ＰＬ学園５５周年に参加して ～その２７～

いよいよお開きである。

　　　　　◇　　　　◇　　　　◇

そんな中、一緒に来た義弟のことが気になった。
「え？？？　もう一人従弟がいただろう？」
そう言われる向きもあると思うが、そちらは全く心配はなかった。
なにせ従弟は顔が広い。
困れば誰かが助けてくれる。
というよりも、きっとあいつは誰かを助ける側にいるに違いない。
そう思う時に彼のことは心配をしていなかった。

　　　　　○　　　　○　　　　○

それよりも義弟である。
「表現不足」これがふさわしい人物評である。
私にとってはとてもかわいい存在であるが、心もとない点が多い。
そこを心配して、「一人でぽつんとおらぬか」と気になったのである。
しかしどこを探しても義弟は見つからなかった。
後で聞くとすでに会場から出ていたらしい。

　　　　　☆　　　　☆　　　　☆

本人なりに、満足して会場を後にしたのだから、それはそれで評価をしよう。